2011/7/13
VWMACD(Volume Weighted MACD)
MACDから派生した指標で出来高加重指数移動平均を使って計算したMACDです。
使用する関数
VWMACDは出来高加重指数移動平均を移動平均としたMACDです。
移動平均の種類が出来高加重指数移動平均に変わっただけで計算方法はMACDと同じです。
任意の日数のVWMACDを計算できるようにはOFFSET関数を使用しています。
J4セルは短期の出来高加重指数移動平均の計算期間を指定するセルとします。
M4セルは長期の出来高加重指数移動平均の計算期間を指定するセルとします。
O4セルはシグナルの計算期間を指定するセルとします。
G列で出来高×終値を計算します。簡単な計算式なので説明は省略します。
H列〜J列で短期の出来高加重指数移動平均を計算します。計算式の説明は出来高加重指数移動平均を参照してください。
K列〜M列で長期の出来高加重指数移動平均を計算します。計算式の説明は出来高加重指数移動平均を参照してください。
N列でVWMACDを計算します。 VWMACDは短期出来高加重指数移動平均-長期出来高加重指数移動平均で計算されるので
計算式は赤枠内赤字部分
O列でVWMACDのシグナルを計算します。シグナルはVWMACDの指数移動平均です。計算式の説明は指数移動平均を参照してください。
G5〜O5セルをコピーし、G6以下のセルにペーストすればVWMACDが計算できます。
計算式
VWMACD = N日出来高加重指数移動平均 - M日出来高加重指数移動平均
signal = VWMACDのL日指数移動平均
N,M,Lは任意だがN < Mとすること
signal = VWMACDのL日指数移動平均
N,M,Lは任意だがN < Mとすること
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日経平均終値とVWMACD、VWMACDシグナルの図
ExcelでVWMACDを計算する
Excelを使ってVWMACDの計算手順を説明します。使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照する。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定する。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
移動平均の種類が出来高加重指数移動平均に変わっただけで計算方法はMACDと同じです。
任意の日数のVWMACDを計算できるようにはOFFSET関数を使用しています。
J4セルは短期の出来高加重指数移動平均の計算期間を指定するセルとします。
M4セルは長期の出来高加重指数移動平均の計算期間を指定するセルとします。
O4セルはシグナルの計算期間を指定するセルとします。
G列で出来高×終値を計算します。簡単な計算式なので説明は省略します。
H列〜J列で短期の出来高加重指数移動平均を計算します。計算式の説明は出来高加重指数移動平均を参照してください。
K列〜M列で長期の出来高加重指数移動平均を計算します。計算式の説明は出来高加重指数移動平均を参照してください。
N列でVWMACDを計算します。 VWMACDは短期出来高加重指数移動平均-長期出来高加重指数移動平均で計算されるので
計算式は赤枠内赤字部分
J5-M5
となります。O列でVWMACDのシグナルを計算します。シグナルはVWMACDの指数移動平均です。計算式の説明は指数移動平均を参照してください。
G5〜O5セルをコピーし、G6以下のセルにペーストすればVWMACDが計算できます。
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