2011/12/30
SIROC(Smoothed Indexed Rate of Change)
実態は{(中値-中値のN日指数移動平均)÷中値のN日前N日指数移動平均}のM日指数移動平均のL日WilderRSIです。
使用する関数
または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
SIROCの計算は複雑です。
ここでは任意の日数のSIROCを計算するためにOFFSET関数を使っています。
H4セル、J4セル、O4セルはSIROCの計算に使うパラメータを指定するセルとします。
G列で中値を計算します。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
H列でG列の指数移動平均を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照して下さい。
I列でxMPを計算します。xMPは(中値-中値のN日指数移動平均)÷中値のN日前N日指数移動平均と定義されているので
計算部分は
J列でI列の指数移動平均を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照して下さい。
K列〜O列を使ってSIROCを計算します。SIROCはJ列のWilderRSIです。計算式の説明はWilderのRSIを参照して下さい。
G6〜O6セルをコピーしG7以下のセルにペーストすればSIROCを計算することができます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
計算式
MP = (高値 + 安値) ÷ 2
xMP = (MP - MPのN日指数移動平均) ÷ MPのN日前N日指数移動平均
SIROC = (xMPのM日指数移動平均)のL日WilderRSI
N,M,Lは任意、M>Lとなるように設定すること
xMP = (MP - MPのN日指数移動平均) ÷ MPのN日前N日指数移動平均
SIROC = (xMPのM日指数移動平均)のL日WilderRSI
N,M,Lは任意、M>Lとなるように設定すること
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日経平均終値とSIROCの図
ExcelでSIROCを計算する
Excelを使ってSIROCを計算する手順を説明します。使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算します。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
ここでは任意の日数のSIROCを計算するためにOFFSET関数を使っています。
H4セル、J4セル、O4セルはSIROCの計算に使うパラメータを指定するセルとします。
G列で中値を計算します。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
H列でG列の指数移動平均を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照して下さい。
I列でxMPを計算します。xMPは(中値-中値のN日指数移動平均)÷中値のN日前N日指数移動平均と定義されているので
計算部分は
(G6-H6)/OFFSET(H6,-$H$4,0,1,1)
となります。J列でI列の指数移動平均を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照して下さい。
K列〜O列を使ってSIROCを計算します。SIROCはJ列のWilderRSIです。計算式の説明はWilderのRSIを参照して下さい。
G6〜O6セルをコピーしG7以下のセルにペーストすればSIROCを計算することができます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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