2011/7/27
William's Sentiment Index
William's Sentiment IndexはLarry Williamsが開発したテクニカル指標で市場のセンチメントを測る指標です。
0〜100の間の値を取り、数字が増加している間は強気、数値が減少している間は弱気と判断します。
Excelで使用する関数
または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
ここでは任意の日数のWilliam's Sentiment Indexが計算できるようにOFFSET関数を使います。
K4セルはのWilliam's Sentiment Indexの計算に使うパラメータを指定するセルとします。
G列でTrueHighを計算します。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
H列でTrueLowを計算します。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
I列、J列でそれぞれG列、H列の単純移動平均を計算します。計算式の説明は単純移動平均を参照して下さい。
K列でWilliam's Sentiment Indexを計算します。
計算式は赤枠内の赤字部分
G6〜K6セルコピーしG7以下のセルにペーストすればWilliam's Sentiment Indexが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
0〜100の間の値を取り、数字が増加している間は強気、数値が減少している間は弱気と判断します。
計算式
TH = 前日終値と当日高値を比べて高いほう
TL = 前日終値と当日安値を比べて安いほう
WSI = (終値のN日単純移動平均 - TLのN日単純移動平均) ÷ (THのN日単純移動平均 - TLのN日単純移動平均) × 100
Nは任意
TL = 前日終値と当日安値を比べて安いほう
WSI = (終値のN日単純移動平均 - TLのN日単純移動平均) ÷ (THのN日単純移動平均 - TLのN日単純移動平均) × 100
Nは任意
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日経平均終値とWilliam's Sentiment Indexの図
ExcelでWilliam's Sentiment Indexを計算する
Excelを使ってWilliam's Sentiment Indexを計算する手順を説明します。Excelで使用する関数
MAX(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値から最大値を返します。MIN(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値から最小値を返します。AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
K4セルはのWilliam's Sentiment Indexの計算に使うパラメータを指定するセルとします。
G列でTrueHighを計算します。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
H列でTrueLowを計算します。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
I列、J列でそれぞれG列、H列の単純移動平均を計算します。計算式の説明は単純移動平均を参照して下さい。
K列でWilliam's Sentiment Indexを計算します。
計算式は赤枠内の赤字部分
(AVERAGE(OFFSET(E6,0,0,-$K$4,1))-J6)/(I6-J6)*100
となります。G6〜K6セルコピーしG7以下のセルにペーストすればWilliam's Sentiment Indexが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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