2010/8/11
PO(Price Oscillator)
トレンドフォロー系のテクニカル指標。短期移動平均線が長期移動平均線の上にいるか下にいるかで売り買いを判断する。
使用する関数
POは2本の移動平均線を元に計算するので、それぞれの移動平均線を別に計算してからPOを計算することにします。
POで使われる移動平均は任意の区間をとるのでOFFSETを使って任意の区間が取れるようにします。
I,J列でそれぞれ短期の単純移動平均線、長期の単純移動平均線を計算します。
計算式の説明は単純移動平均を参照してください。
K列でPOを計算します。
計算式は赤枠内赤字部分
I4〜K4セルをコピーしI5以下のセルにペーストすればPOのデータを作ることができます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
計算式
PO = (N日移動平均 - M日移動平均) ÷ N日移動平均 × 100
NとMは銘柄に合うように任意に取るがN<Mになるようにすること。
一般的にはPOがマイナスからプラスに転じたとき買い、その逆を売りと判断する。
NとMは銘柄に合うように任意に取るがN<Mになるようにすること。
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日経平均終値とPO
Excelを使ってPOを計算する
Excelを使ってPOを計算する手順を説明します。使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照する。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した 高さ、幅のセル範囲を指定する。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
POで使われる移動平均は任意の区間をとるのでOFFSETを使って任意の区間が取れるようにします。
I,J列でそれぞれ短期の単純移動平均線、長期の単純移動平均線を計算します。
計算式の説明は単純移動平均を参照してください。
K列でPOを計算します。
計算式は赤枠内赤字部分
(I4-J4)/I4*100
です。I4〜K4セルをコピーしI5以下のセルにペーストすればPOのデータを作ることができます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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