2011/12/6
Morris RSI
Morris RSIはGreg Morrisが開発したテクニカル指標です。
RSIの派生指標で、簡単にいえば出来高で加重したRSIです。
Excelで使用する関数
または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
Morris RSIは出来高で加重したRSIです。計算式はそれほど難しくありません。
ここでは任意の日数のMorris RSIが計算できるようにOFFSET関数を使います。
I4セルはMorris RSIの計算日数を指定するセルとします。
G列でPosを計算します。簡単な計算式なので、式の説明は省略します。
H列で、上の式の分母に当たる部分を計算します。
G列が0の場合(つまり、前日比が0かマイナスの場合)は(前日終値-当日終値)×出来高、
それ以外の場合はG列の値とします。こうすればH列のN日総和を計算するだけで分母が計算できます。
簡単な計算式なので、式の説明は省略します。
I列でMorris RSIを計算します。
計算部分は赤枠内の赤字部分
G6〜I6セルをコピーしG7以下のセルにペーストすればMorris RSIが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
RSIの派生指標で、簡単にいえば出来高で加重したRSIです。
計算式
Pos = 前日比がプラスの場合、(当日終値 - 前日終値) × 出来高、そうでない場合、0
Neg = Posが0の場合、(前日終値 - 当日終値) × 出来高、そうでない場合、0
Morris RSI = PosのN日総和 ÷ (PosのN日総和 + NegのN日総和) × 100
Nは任意
Neg = Posが0の場合、(前日終値 - 当日終値) × 出来高、そうでない場合、0
Morris RSI = PosのN日総和 ÷ (PosのN日総和 + NegのN日総和) × 100
Nは任意
日経平均終値とMorris RSIの図
日経平均 Morris RSI度数分布図(14日)
Morris RSIの度数分布についてはMorris RSIの度数分布を参照してください。ExcelでMorris RSIを計算する
Excelを使ってMorris RSIを計算する手順を説明します。Excelで使用する関数
IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。SUM(数値1,数値2,…)
引数の合計を計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。ここでは任意の日数のMorris RSIが計算できるようにOFFSET関数を使います。
I4セルはMorris RSIの計算日数を指定するセルとします。
G列でPosを計算します。簡単な計算式なので、式の説明は省略します。
H列で、上の式の分母に当たる部分を計算します。
G列が0の場合(つまり、前日比が0かマイナスの場合)は(前日終値-当日終値)×出来高、
それ以外の場合はG列の値とします。こうすればH列のN日総和を計算するだけで分母が計算できます。
簡単な計算式なので、式の説明は省略します。
I列でMorris RSIを計算します。
計算部分は赤枠内の赤字部分
SUM(OFFSET(G6,0,0,-$I$4,1))/SUM(OFFSET(H6,0,0,-$I$4,1))*100
となります。G6〜I6セルをコピーしG7以下のセルにペーストすればMorris RSIが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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