MFI(Money Flow Index)
オシレーター系のテクニカル指標。基本的概念はRSIと同じだが、TP(高値、安値、終値の平均)、出来高を考慮して計算するところが画期的。


計算式
TP = (高値 + 安値 + 終値) ÷ 3
MF = TP × 出来高
PMF = N日間で前日比MFがプラス日のMFの合計
NMF = N日間で前日比MFが0もしくはマイナス日のMFの合計
MFI = 100 - 100 ÷ (1 + PMF ÷ NMF)
シグナル = MFIのM日間指数移動平均
Nは14、Mは5を使うのが一般的
日経平均終値とMFI
一般的に75%以上で買われすぎ、25%以下で売られすぎと判断する。




ExcelでMFIを計算する
Excelを使ってMFIを計算する手順を説明します。

使用する関数
SUMIF(判断範囲,検索条件,合計範囲)
判断範囲の中から条件に合致したものの合計を合計範囲から計算する。

SUM(数値1,数値2,…)
引数の合計を計算する。

AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。

OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。


IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。

ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。
MFIは計算式が複雑なので、計算しやすいように式を変形していくつかのパートに分けて計算します。
OFFSET関数を使って任意の日数のMFIを計算できるようにしています。

M3,N3はMFIの計算に使うパラメータを指定するセルとします。

I列でMFを計算しています。
MF=TP×出来高TP=(高値+安値+終値)÷3なので
計算式はMF=(高値+安値+終値)÷3×出来高になります。
これをExcelの計算式にすると
(C4+D4+E4)/3*F4
になります。
I4セルをI5セルにコピーしておきます。

J列MFの前日比を計算しています。簡単な計算式なので説明は省略します。

K列はPMFを計算しています。計算式は
SUMIF(OFFSET(J5,0,0,-$M$3,1),">0",OFFSET(I5,0,0,-$M$3,1))
です。

L列ではNMF計算します。NMFの定義はN日間で前日比MFが0もしくはマイナス日のMFの合計ですが、これは期間内のMFの総和とPMFの差に等しいので、計算式をNMF=N日間のMFの総和-PMFと再定義してExcelの計算式にすると
SUM(OFFSET(I5,0,0,-$M$3,1))-K5
となります。

M列でMFIを計算します。
計算式は赤枠内赤字部分
100-(100/(1+(K5/L5)))
になります。

N列はMFIシグナルを計算しています。MFIシグナルはMFIの指数移動平均です。計算式の説明は指数移動平均を参照してください。

I5〜N4セルをコピーしI6以下のセルにペーストすれば、MFIが計算できます。

Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。


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