2010/8/11
Williams%R(W%R)
オシレーター系のテクニカル指標。ラリー・ウィリアムズが開発した。
期間内の価格変動幅の中で直近の終値の相対的な位置を表す。
0近傍で推移し、その後数値が下落し始めたときが売りサイン、-100付近で推移し、その後上昇を始めたときが買いサインと見る。
使用する関数
Williams%Rは期間内の最高値〜最安値の中での現在の価格位置を高値を基準にして相対的に示したものです。
計算式はそれほど複雑ではありませんが、区間内の最高値、最安値を先に計算する方が直感的に分かりやすいので、
それぞれれを別セルで計算してからWilliams%Rを計算します。
ここでは任意の日数のWilliams%Rが計算できるようにOFFSET関数を使っています。
I列とJ列でそれぞれ区間内の最高値、最安値を計算します。
簡単な計算式なので説明は省略します。
K列でI,J列で計算した最高値、最安値を使ってWilliams%Rを計算します。
計算式は赤枠内赤字部分
I4〜K4セルをコピーし、I5以下のセルにペーストすればWilliams%Rのデータを作ることができます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
期間内の価格変動幅の中で直近の終値の相対的な位置を表す。
計算式
W%R = (N日間の高値 - 当日終値) ÷ (N日間の高値 - N日間の安値) × 100
Nは一般的に14を使う。
数値が0近傍で推移しているときは買われすぎ、-100近傍で推移しているときは売られすぎと判断する。Nは一般的に14を使う。
0近傍で推移し、その後数値が下落し始めたときが売りサイン、-100付近で推移し、その後上昇を始めたときが買いサインと見る。
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日経平均終値とW%R
Excelを使ってWilliams%Rを計算する
Excelを使ってWilliams%Rを計算する手順を説明します。使用する関数
MAX(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の最大値を返す。MIN(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の最小値を返す。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照する。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した 高さ、幅のセル範囲を指定する。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
計算式はそれほど複雑ではありませんが、区間内の最高値、最安値を先に計算する方が直感的に分かりやすいので、
それぞれれを別セルで計算してからWilliams%Rを計算します。
ここでは任意の日数のWilliams%Rが計算できるようにOFFSET関数を使っています。
I列とJ列でそれぞれ区間内の最高値、最安値を計算します。
簡単な計算式なので説明は省略します。
K列でI,J列で計算した最高値、最安値を使ってWilliams%Rを計算します。
計算式は赤枠内赤字部分
(E4-I4)/(I4-J4)*100
です。I4〜K4セルをコピーし、I5以下のセルにペーストすればWilliams%Rのデータを作ることができます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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