2011/3/29
和光ボリュームレシオ
和光証券が開発した出来高指標です。ボリュームレシオの一種で-100〜100の間の値を取ります。
使用する関数
和光ボリュームレシオは前日比プラス日の出来高合計と前日比0以下の日の出来高合計の差を
期間内の出来高合計で標準化した指標です。
任意のパラメータの和光ボリュームレシオを計算できるようにOFFSET関数を使います。
I4セルは和光ボリュームレシオの計算日数を指定するセルとします。
G列で前日比プラスの出来高を抜き出します。条件に合わないときは0とします。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
H列で前日比0以下の出来高を抜き出します。
これはG列で0になったときの条件と等しいので、G列が0のときに出来高、そうでないときに0を代入するようにします。
簡単な計算式なので式の説明は省略します。
I列で和光ボリュームレシオを計算します。
和光ボリュームレシオはG列の区間内総和とH列の区間内総和の差をF列の区間内総和で割れば計算できるので 計算式は
G6〜I6セルをコピーしてG7以下のセルにペーストすれば、和光ボリュームレシオが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
計算式
VoP = 直近N日間の前日比プラスの出来高合計
VoN = 直近N日間の前日比0以下の出来高合計
VoS = 直近N日の出来高合計
和光ボリュームレシオ = (VoP - VoN) ÷ VoS ×100
Nは任意
VoN = 直近N日間の前日比0以下の出来高合計
VoS = 直近N日の出来高合計
和光ボリュームレシオ = (VoP - VoN) ÷ VoS ×100
Nは任意
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日経平均終値と和光ボリュームレシオの図
Excelで和光ボリュームレシオを計算する
Excelを使って和光ボリュームレシオを計算する手順を説明します。使用する関数
SUMIF(数値1,数値2,…)
条件範囲内で条件に合致したものの合計を計算する。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照する。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定する。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
期間内の出来高合計で標準化した指標です。
任意のパラメータの和光ボリュームレシオを計算できるようにOFFSET関数を使います。
I4セルは和光ボリュームレシオの計算日数を指定するセルとします。
G列で前日比プラスの出来高を抜き出します。条件に合わないときは0とします。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
H列で前日比0以下の出来高を抜き出します。
これはG列で0になったときの条件と等しいので、G列が0のときに出来高、そうでないときに0を代入するようにします。
簡単な計算式なので式の説明は省略します。
I列で和光ボリュームレシオを計算します。
和光ボリュームレシオはG列の区間内総和とH列の区間内総和の差をF列の区間内総和で割れば計算できるので 計算式は
(SUM(OFFSET(G6,0,0,-$I$4,1))-SUM(OFFSET(H6,0,0,-$I$4,1)))/SUM(OFFSET(F6,0,0,-$I$4,1))*100
となります。G6〜I6セルをコピーしてG7以下のセルにペーストすれば、和光ボリュームレシオが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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