2011/9/27
Volume Zone Oscillator
Volume Zone OscillatorはWaleed Aly Khalilによって2008年に発表された出来高指標です。
-100〜100の値を取るので、オシレーターとみることもできます。
終値の前日比プラス日の出来高を買い圧力、マイナス日の出来高を売り圧力とみなし、
それの指数移動平均を出来高の指数移動平均で割って規格化することによって売買圧力を可視化した指標です。
使用する関数
ここでは任意の日数のVolume Zone Oscillatorが計算できるようにOFFSET関数を使います。
J4セルはVolume Zone Oscillatorの計算日数を指定するセルとします。
G列でRを計算します。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
H列で、TV(出来高の指数移動平均)を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照して下さい。
I列で、VP(G列の指数移動平均)を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照して下さい。
J列でVolume Zone Oscillatorの計算をします。
計算式は赤枠内の赤字部分
G6〜J6セルをコピーしG7以下のセルにペーストすればVolume Zone Oscillatorが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
-100〜100の値を取るので、オシレーターとみることもできます。
終値の前日比プラス日の出来高を買い圧力、マイナス日の出来高を売り圧力とみなし、
それの指数移動平均を出来高の指数移動平均で割って規格化することによって売買圧力を可視化した指標です。
計算式
R = 終値が前日終値より大きい場合は出来高、そうでない場合は-出来高
VP = RのN日指数移動平均
TV = 出来高のN日指数移動平均
VZO = VP ÷ TV × 100
Nは任意
VP = RのN日指数移動平均
TV = 出来高のN日指数移動平均
VZO = VP ÷ TV × 100
Nは任意
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日経平均終値とVolume Zone Oscillatorの図
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日経平均 Volume Zone Oscillator度数分布図(14日)
Volume Zone Oscillatorの度数分布についてはVolume Zone Oscillatorの度数分布を参照してください。Excelを使ってVolume Zone Oscillatorを計算する
Excelを使ってVolume Zone Oscillatorを計算する手順を説明します。使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算します。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
J4セルはVolume Zone Oscillatorの計算日数を指定するセルとします。
G列でRを計算します。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
H列で、TV(出来高の指数移動平均)を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照して下さい。
I列で、VP(G列の指数移動平均)を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照して下さい。
J列でVolume Zone Oscillatorの計算をします。
計算式は赤枠内の赤字部分
I6/H6*100
です。G6〜J6セルをコピーしG7以下のセルにペーストすればVolume Zone Oscillatorが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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