2011/8/10
VOMOMA
加重移動平均の一種でMOMAから派生した移動平均です。実態は(MOMA+出来高加重移動平均)÷2です。
使用する関数
引数となる配列は行数と列数が等しい配列である必要があります。行数と列数が等しくない場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
VOMOMAはMOMAと出来高加重移動平均の平均値なのでこれらを計算してからVOMOMAを計算します。
ここでは任意の日数のVOMOMAが計算できるようにOFFSET関数を使います。
I5セルはVOMOMAの計算日数を指定するセルとします。
G〜I列でMOMAの計算をします。計算式の説明はMOMAを参照してください。
J列で出来高加重移動平均を計算します。計算式の説明は出来高加重移動平均を参照してください。
K列でVOMOMAを計算します。
計算式は赤枠内赤字部分
G6〜K6セルをコピーして、G7以下のセルペーストすればVOMOMAが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
計算式
VOMOMA = (N日MOMA + N日出来高加重移動平均) ÷ 2
Nは任意
Nは任意
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日経平均終値とVOMOMA
ExcelでVOMOMAを計算する
Excelを使ってVOMOMAを計算する手順を説明します。使用する関数
ABS(数値)
指定した数値の絶対値を返します。SUM(数値1,数値2,…)
引数の合計を計算します。SUMPRODUCT(配列 1,配列 2,配列 3,…)
引数として指定した配列の対応する要素間の積をまず計算し、さらにその和を返します。引数となる配列は行数と列数が等しい配列である必要があります。行数と列数が等しくない場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
ここでは任意の日数のVOMOMAが計算できるようにOFFSET関数を使います。
I5セルはVOMOMAの計算日数を指定するセルとします。
G〜I列でMOMAの計算をします。計算式の説明はMOMAを参照してください。
J列で出来高加重移動平均を計算します。計算式の説明は出来高加重移動平均を参照してください。
K列でVOMOMAを計算します。
計算式は赤枠内赤字部分
AVERAGE(I6:J6)
になります。G6〜K6セルをコピーして、G7以下のセルペーストすればVOMOMAが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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