2010/8/12
ボリュームオシレーター(Volume Oscillator)
出来高の推移に注目して、相場の正常度を数値化を目指した出来高指標です。
相場上昇時にボリュームオシレーターが上昇傾向なら正常、下降傾向なら異常と判断します。
安値圏でボリュームオシレーターがボトムをつけたら買い準備と判断する。
使用する関数
または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定する。
ボリュームオシレーターの計算には2つの異なる日数の出来高の指数移動平均が必要なので、これらを別に計算してからVOを計算することにします。
I3,J3セルはボリュームオシレーターの計算に使うパラメータを指定するセルとします。
I,J列で出来高の指数移動平均線を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照してください。
K列でVOを計算しています。
計算式は赤枠内赤字部分
I4〜K4セルをコピーしI5以下のセルにペーストすればVOのデータを作ることができます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
相場上昇時にボリュームオシレーターが上昇傾向なら正常、下降傾向なら異常と判断します。
計算式
VO = (出来高のN日指数移動平均 - 出来高のM指数移動平均) / 出来高のN日指数移動平均 × 100
N,Mは任意で良いがN<Mになるようにすること。
N,Mは任意で良いがN<Mになるようにすること。
![]() |
日経平均終値とVO
株価が高値圏でボリュームオシレーターがピークとつけたら売り準備、安値圏でボリュームオシレーターがボトムをつけたら買い準備と判断する。
Excelを使ってボリュームオシレーターを計算する
Excelを使ってボリュームオシレーターを計算する手順を説明します。使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照する。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定する。
IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
I3,J3セルはボリュームオシレーターの計算に使うパラメータを指定するセルとします。
I,J列で出来高の指数移動平均線を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照してください。
K列でVOを計算しています。
計算式は赤枠内赤字部分
(I4-J4)/I4*100
です。I4〜K4セルをコピーしI5以下のセルにペーストすればVOのデータを作ることができます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
↑ TOP PAGE