2011/7/9
Volatility Channel
Volatility ChannelはLarry Williamsが開発したテクニカル指標です。
2本の線で構成される指標で、HLBandに似た指標です。
Excelで使用する関数
Volatility Channelの計算は難しくありません。
任意の日数のVolatility Channelが計算できるようOFFSET関数を使います。
J4セルはVolatility Channelの計算日数を指定するセルとします。
G列でTypicalPriceを計算します。計算式の説明はTypical Priceを参照して下さい。
H列,I列でHH,LLをそれぞれ計算します。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
J列でUpperを計算します。
計算部分は赤枠内の赤字部分
K列でLowerを計算します。
計算部分は赤枠内の赤字部分
G5〜K5セルをコピーしG6以下のセルにペーストすればVolatility Channelが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
2本の線で構成される指標で、HLBandに似た指標です。
計算式
TP = Typical Price
HH = TP × 2 - 高値
LL = TP × 2 - 安値
Upper = HHのN日最高値
Lower = LLのN日最安値
Nは任意
HH = TP × 2 - 高値
LL = TP × 2 - 安値
Upper = HHのN日最高値
Lower = LLのN日最安値
Nは任意
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日経平均終値とVolatility Channelの図
ExcelでVolatility Channelを計算する
Excelを使ってVolatility Channelを計算する手順を説明します。Excelで使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。MAX(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値から最大値を返します。MIN(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値から最小値を返します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
任意の日数のVolatility Channelが計算できるようOFFSET関数を使います。
J4セルはVolatility Channelの計算日数を指定するセルとします。
G列でTypicalPriceを計算します。計算式の説明はTypical Priceを参照して下さい。
H列,I列でHH,LLをそれぞれ計算します。簡単な計算式なので式の説明は省略します。
J列でUpperを計算します。
計算部分は赤枠内の赤字部分
MAX(OFFSET(H5,0,0,-$J$4,1))
です。K列でLowerを計算します。
計算部分は赤枠内の赤字部分
MIN(OFFSET(I5,0,0,-$J$4,1))
です。G5〜K5セルをコピーしG6以下のセルにペーストすればVolatility Channelが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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