TSI(True Strength Index)[真力指数]
William Blauによって開発されたテクニカル指標でモメンタムの強さを示します。
True Strength Indexの略で真力指数とも呼ばれます。
上昇基調のときは数値が上昇し下落基調のときは数値が減少します。


計算式
A = (N日間の前日比の指数移動平均)のM日間の指数移動平均
B = (N日間の前日比の絶対値の指数移動平均)のM日間の指数移動平均
TSI = A ÷ B × 100
N=25,M=13を使うのが一般的
日経平均終値とTSIの図




ExcelでTSIを計算する
Excelを使ってTSIを計算する手順を説明します。

使用する関数
ABS(数値)
指定した数値の絶対値を返します。

AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。

OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。
または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。


IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。

ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。


ここでは任意の日数のTSIを計算するためにOFFSET関数を使っています。
TSIの計算式は複雑なので各パートをそれぞれ計算して最後にTSIを計算します。

I4セルは分子の計算に使う指数移動平均の日数を指定するセルとします。
J4セルは分子の計算に使う2重指数移動平均の日数を指定するセルとします。
K4セルは分母の計算に使う指数移動平均の日数を指定するセルとします。
これは分子のそれと同じでなければならないので
=I4
と入力します。
L4セルは分母の計算に使う2重指数移動平均の日数を指定するセルとします。
これは分子のそれと同じでなければならないので
=J4
と入力します。

G列で前日比を計算します。計算式の説明は簡単なので省略します。

H列で前日比の絶対値を計算します。計算式の説明は簡単なので省略します。

I列でG列の指数移動平均を計算します。
計算式の説明は指数移動平均を参照してください。

J列でI列の指数移動平均を計算します。(2重指数移動平均)
計算式の説明は指数移動平均を参照してください。

K列でJ列の指数移動平均を計算します。
計算式の説明は指数移動平均を参照してください。

L列でK列の指数移動平均を計算します。(2重指数移動平均)
計算式の説明は指数移動平均を参照してください。

M列でTSIの計算をします。
TSIを計算するにはJ列/L列*100とすればよいので
計算式は赤枠内の赤字部分
=J6/L6*100
となります。

G6〜M6セルをG7以下のセルにコピー&ペーストすればTSIを計算することができます。

Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。


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