2011/2/27
STIX
STIXは騰落銘柄数を使って計算される騰落指標です。
相場の売られすぎ、買われ過ぎを判断するのに使われます。
Breadth Thrustと似たような計算式で、Breadth Thrustの単純移動平均で計算する部分を指数移動平均で計算するとSTIXになります。
使用する関数
STIXは騰落レシオやMcClellan Oscillatorと同様、市場の過熱感を指数化したものなので、
個別銘柄には適用できないことに注意してください。
I列で、値上がり÷(値上がり+値下がり)×100を計算してからこれを使ってSTIXを計算します。
J4セルはSTIXの計算で使う指数移動平均の平滑化定数を指定するセルとします。
I列は値上がり÷(値上がり+値下がり)×100を計算するので計算式は
J列でSTIXを計算しています。
初日はI5セルの値をSTIXとし、2日目以降をI列の指数移動平均で計算します。
2日目以降の計算式は
I5セルをI6セルにコピーし、I6,J6セルをコピーしてI7以下のセルにペーストすればSTIXが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
相場の売られすぎ、買われ過ぎを判断するのに使われます。
Breadth Thrustと似たような計算式で、Breadth Thrustの単純移動平均で計算する部分を指数移動平均で計算するとSTIXになります。
計算式
STIX = {値上がり ÷ (値上がり + 値下がり) × 100} の指数移動平均
指数移動平均の平滑化定数は直接指定する。一般的には0.09を使う
指数移動平均の平滑化定数は直接指定する。一般的には0.09を使う
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日経平均終値とSTIXの図
ExcelでSTIXを計算する
Excelを使ってSTIXを計算する手順を説明します。使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
個別銘柄には適用できないことに注意してください。
I列で、値上がり÷(値上がり+値下がり)×100を計算してからこれを使ってSTIXを計算します。
J4セルはSTIXの計算で使う指数移動平均の平滑化定数を指定するセルとします。
I列は値上がり÷(値上がり+値下がり)×100を計算するので計算式は
=G5/(G5+H5)*100
となります。J列でSTIXを計算しています。
初日はI5セルの値をSTIXとし、2日目以降をI列の指数移動平均で計算します。
2日目以降の計算式は
=J5+(I6-J5)*$J$4
になります。I5セルをI6セルにコピーし、I6,J6セルをコピーしてI7以下のセルにペーストすればSTIXが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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