Range Indicator
Range IndicatorはJack Weinbergによって1995年に発表された指標で、簡単にいえばTrue Rangeと前日比の商のストキャスティックスです。
値幅と前日比の商を計算することによって値動きの変動を可視化した指標ですが、上昇と下落を非対称に扱っていることが特徴です。

計算式
W = 前日比プラスの場合(TrueRange ÷ 前日比)、それ以外TrueRange
RI = (WのN日ストキャスティックス)のM日指数移動平均
N,Mは任意 N=14,M=10が一般的
日経平均終値とRange Indicator(14日)




ExcelでRange Indicatorを計算する
Excelを使ってRange Indicatorを計算する手順を説明します。

使用する関数
MAX(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の最大値を返します。

MIN(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の最小値を返します。

AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算します。空白セルや文字列は無視して計算します。

OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。 または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。


IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。

ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。
Range IndicatorはTrueRangeストキャスティックスを使って計算される指標です。
OFFSET関数を使って任意の日数のRange Indicatorを計算できるようにしています。

I4セルはH列のストキャスティックスの計算日数を指定するセルとします。
J4セルはRange Indicatorの計算日数を指定するセルとします。

G列はTrue Rangeを計算します。ここではMAX関数とMIN関数を使った計算法でTrue Rangeを計算してます。
計算式の説明はTrue Rangeを参照してください。

H列でWを計算します。計算式をExcelの式に直すと
=IF(E6>E5,G6/(E6-E5),G6)
となります。

I列でH列のストキャスティックスを計算します。
ストキャスティックスは(当日値-期間内安値)/(期間内高値-期間内安値)で計算されるので計算式は
(H6-MIN(OFFSET(H6,0,0,-$I$4,1)))/(MAX(OFFSET(H6,0,0,-$I$4,1))-MIN(OFFSET(H6,0,0,-$I$4,1)))
となります。

J列でRange Indicatorを計算します。
Range IndicatorはI列の指数移動平均なので
式は赤枠内赤字部分になります。式の説明は指数移動平均を参照してください。

G6〜J6セルをコピーし、G7以下のセルペーストすればRange Indicatorが計算できます。

Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。


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