2011/10/17
PSO(Premier Stochastic Oscillator)
Lee Leibfarthによって開発されたテクニカル指標でストキャスティックスの派生指標です。
-1〜1の範囲で動き、ストキャスティックス%Kよりも滑らかに変化することが特徴です。
使用する関数
または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
OFFSET関数を使って任意の日数のPSOを計算できるようにしています。
G4,H2セルはPSOの計算に使うパラメータを指定するセルとします。
G列で(N日ストキャスティックス%K-0.5)×10を計算します。
計算式は
H4セルで平滑化定数を計算します。 計算式は
H列でG列の指数移動平均を計算します。G列が空白の場合は0とします。
計算式は
I列でH列の指数移動平均を計算します。
計算式は
J列でPSOを計算します。 計算式は赤枠内の
G6〜J6セルをコピーして、G7以下のセルペーストすればPSO(Premier Stochastic Oscillator)が計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
-1〜1の範囲で動き、ストキャスティックス%Kよりも滑らかに変化することが特徴です。
計算式
f1 = {(N日ストキャスティックス%K - 0.5) × 10}の2重指数移動平均(α,α) (α = 2 ÷ (Mの平方根 + 1))
PSO = (exp(f1) - 1) ÷ (exp(f1) + 1)
2重指数移動平均(α,α)は{平滑化定数がαの指数移動平均}の平滑化定数がαの指数移動平均という意味
N,Mは任意
PSO = (exp(f1) - 1) ÷ (exp(f1) + 1)
2重指数移動平均(α,α)は{平滑化定数がαの指数移動平均}の平滑化定数がαの指数移動平均という意味
N,Mは任意
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日経平均終値とPremier Stochastic Oscillator
ExcelでPSOを計算する
Excelを使ってPSO(Premier Stochastic Oscillator)を計算する手順を説明します。使用する関数
MIN(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の最小値を返します。MAX(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の最大値を返します。EXP(数値)
eを底とする数値の冪乗を返します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
G4,H2セルはPSOの計算に使うパラメータを指定するセルとします。
G列で(N日ストキャスティックス%K-0.5)×10を計算します。
計算式は
((E6-MIN(OFFSET(D6,0,0,-$G$4,1)))/(MAX(OFFSET(C6,0,0,-$G$4,1))-MIN(OFFSET(D6,0,0,-$G$4,1)))-0.5)*10
になります。H4セルで平滑化定数を計算します。 計算式は
=2/(H2^0.5+1)
です。H列でG列の指数移動平均を計算します。G列が空白の場合は0とします。
計算式は
=IF(G6="",0,H5+(G6-H5)*$H$4))
となります。I列でH列の指数移動平均を計算します。
計算式は
=I5+(H6-I5)*$H$4
となります。J列でPSOを計算します。 計算式は赤枠内の
=(EXP(I6)-1)/((EXP(I6)+1))
です。G6〜J6セルをコピーして、G7以下のセルペーストすればPSO(Premier Stochastic Oscillator)が計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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