2011/8/24
On Balance True Range
On Balance True RangeはThomas A. Bierovicが開発した指標で、On Balance Volumeの出来高の部分を
TrueRangeで置き換えたものです。トレンドの方向を見極めることに使います。
Excelで使用する関数
On Balance True Rangeは累積型の指標です。
計算開始日によって数値が変わることに注意してください。
G列でOn Balance True Rangeを計算します。
On Balance True Rangeは前日比がプラスの場合はTrue Rangeを足し、マイナスの場合はTrue Rangeを引き、0の場合は前日の値をそのまま使います。
これは、前日比プラスの場合1、マイナスの場合-1、同じ場合0をTrue Rangeに掛けて前日の値と足すのと同じです。
上記を式に直すと計算式は赤枠内の式
G6セルをG7以下のセルにコピー&ペーストすればOn Balance True Rangeが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
TrueRangeで置き換えたものです。トレンドの方向を見極めることに使います。
計算式
前日比プラスの場合
OBTR = 前日OBTR + TrueRange
前日比マイナスの場合
OBTR = 前日OBTR - TrueRange
前日比0の場合
OBTR = 前日OBTR
OBTR = 前日OBTR + TrueRange
前日比マイナスの場合
OBTR = 前日OBTR - TrueRange
前日比0の場合
OBTR = 前日OBTR
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日経平均終値とOn Balance True Rangeの図
ExcelでOn Balance True Rangeを計算する
Excelを使ってOn Balance True Rangeを計算する手順を説明します。Excelで使用する関数
MAX(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値から最大値を返します。MIN(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値から最小値を返します。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。![]() |
計算開始日によって数値が変わることに注意してください。
G列でOn Balance True Rangeを計算します。
On Balance True Rangeは前日比がプラスの場合はTrue Rangeを足し、マイナスの場合はTrue Rangeを引き、0の場合は前日の値をそのまま使います。
これは、前日比プラスの場合1、マイナスの場合-1、同じ場合0をTrue Rangeに掛けて前日の値と足すのと同じです。
上記を式に直すと計算式は赤枠内の式
=G5+IF(E6>E5,1,IF(E6<E5,-1,0))*(MAX(C6,E5)-MIN(D6,E5))
となります。G6セルをG7以下のセルにコピー&ペーストすればOn Balance True Rangeが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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