OB/OS(Overbought/Oversold)
OB/OS(Overbought/Oversold)は騰落銘柄数を使って計算される騰落指標です。
相場の売られすぎ、買われ過ぎを判断するのに使われます。
短期のOB/OSと長期のOB/OSの差がMcClellan Oscillatorであり、
その値を累積するとMcSI(McClellan Summation Index)になります。

計算式
OB/OS=(値上がり銘柄数-値下がり銘柄数)のN日指数移動平均
N=10が一般的
日経平均終値とOverbought/Oversoldの図
N=10の場合、-200以下からボトムアウトしたら買いシグナル、200以上からピークアウトしたら売りシグナルと判断する。




ExcelでOverbought/Oversoldを計算する
Excelを使ってOB/OSを計算する手順を説明します。

使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。

OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照する。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した 高さ、幅のセル範囲を指定する。


IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。

ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。
OB/OSは騰落レシオMcClellan Oscillatorと同様、騰落銘柄数を使って計算された騰落指標なので、
個別銘柄には適用できないことに注意してください。
ここでは任意の日数のOB/OSを計算するためにOFFSET関数を使っています。

H列で値上がり銘柄数-値下がり銘柄数を計算してからこれを使ってOB/OSを計算します。

I4セルはOB/OSを計算する日数を指定するセルとします。

H列は値上がり銘柄数-値下がり銘柄数を計算します。計算式の説明は簡単なので省略します。

I列はOB/OSを計算します。計算式の内容はH列の指数移動平均なので式の説明は指数移動平均を参照してください。

H5,I5セルをコピーしてH6以下のセルにペーストすればOB/OS(Overbought/Oversold)が計算できます。

Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。


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