2010/12/31
新値指標(New Highs New Lows Indicator)
新高値、新安値から計算される騰落指標。日本語訳が見当たらなかったので
New Highs New Lows Indicatorを適当に訳してここでは新値指標と呼ぶことにします。
新高値-新安値のN日単純移動平均を取ることによって相場の過熱感を判断します。
使用する関数
ここでは任意の日数の新値指標を計算するためにOFFSET関数を使っています。
新値指標は騰落レシオ、McClellan Oscillator、McSI、Breadth Thrust と同様に市場全体の過熱感を指標化したものなので、
個別銘柄には適用できないことに注意してください。
I4セルは新値指標の計算日数を指定するセルとします。
H列で新高値-新安値を計算します。計算式は簡単なので省略します。
I列で新値指標を計算します。
計算している部分は赤枠内赤字部分
H5〜I5セルをコピーしてI6以下のセルにペーストすれば新値指標が計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
New Highs New Lows Indicatorを適当に訳してここでは新値指標と呼ぶことにします。
新高値-新安値のN日単純移動平均を取ることによって相場の過熱感を判断します。
計算式
新値指標 = (新高値-新安値)のN日単純移動平均
Nは一般的に10が使われる
Nは一般的に10が使われる
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日経平均終値と新値指標(NH-NL)の図
Excelで新値指標を計算する
Excelを使って新値指標を計算する手順を説明します。使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照する。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した 高さ、幅のセル範囲を指定する。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
ここでは任意の日数の新値指標を計算するためにOFFSET関数を使っています。
新値指標は騰落レシオ、McClellan Oscillator、McSI、Breadth Thrust と同様に市場全体の過熱感を指標化したものなので、
個別銘柄には適用できないことに注意してください。
I4セルは新値指標の計算日数を指定するセルとします。
H列で新高値-新安値を計算します。計算式は簡単なので省略します。
I列で新値指標を計算します。
計算している部分は赤枠内赤字部分
AVERAGE(OFFSET(H5,0,0,-$I$4,1))
です。H5〜I5セルをコピーしてI6以下のセルにペーストすれば新値指標が計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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