2011/10/21
N BARS
N BARSは終値の2乗を区間内の高値の最高値と区間内の安値の最安値の積で割った指標です。
だいたい0.8〜1.2の間の値を取るのでオシレーターに分類します。
1.2付近では高値圏と判断し、0.8付近で安値圏と判断します。
上昇相場の時は数値が上昇し、下落相場では数値が下がります。狭いレンジで持ち合いになると1付近の値を取りやすくなります。
Excelで使用する関数
N BARSは1本の式で計算できます。
ここでは任意の日数のN BARSが計算できるようにOFFSET関数を使います。
G4セルはN BARSの計算日数を指定するセルとします。
G列でN BARSを計算します。
計算部分は赤枠内の赤字部分
G5セルをコピーしG6以下のセルにペーストすればN BARSが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
だいたい0.8〜1.2の間の値を取るのでオシレーターに分類します。
1.2付近では高値圏と判断し、0.8付近で安値圏と判断します。
上昇相場の時は数値が上昇し、下落相場では数値が下がります。狭いレンジで持ち合いになると1付近の値を取りやすくなります。
計算式
N BARS = 終値の2乗 ÷ (高値のM区間最高値×安値のM区間最安値)
Mは任意
Mは任意
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日経平均終値とN BARSの図
ExcelでN BARSを計算する
Excelを使ってN BARSを計算する手順を説明します。Excelで使用する関数
MAX(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値から最大値を返します。MIN(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値から最小値を返します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
ここでは任意の日数のN BARSが計算できるようにOFFSET関数を使います。
G4セルはN BARSの計算日数を指定するセルとします。
G列でN BARSを計算します。
計算部分は赤枠内の赤字部分
(E5*E5)/(MAX(OFFSET(C5,0,0,-$G$4,1))*MIN(OFFSET(D5,0,0,-$G$4,1)))
です。G5セルをコピーしG6以下のセルにペーストすればN BARSが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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