2011/11/22
Maddox Momentum
Darryl Maddoxが開発したテクニカル指標で、Time Segmented Volumeと似た計算をする指標です。
Time Segmented Volumeが前日比の絶対値と出来高の積の区間内総和で計算するのに対して、
Maddox Momentumは前日比×出来高の区間内総和で計算します。
上昇相場の場合はプラス、下落相場の場合はマイナスで推移します。
Excelで使用する関数
ここでは任意の日数のMaddox Momentumが計算できるようにOFFSET関数を使います。
H4セルはMaddox Momentumの計算日数を指定するセルとします。
G列で前日比×出来高を計算します。簡単な計算式なので、式の説明は省略します。
H列でMaddox Momentumを計算します。
計算部分は赤枠内の赤字部分
G6,H6セルをコピーしG7以下のセルにペーストすればMaddox Momentumが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
Time Segmented Volumeが前日比の絶対値と出来高の積の区間内総和で計算するのに対して、
Maddox Momentumは前日比×出来高の区間内総和で計算します。
上昇相場の場合はプラス、下落相場の場合はマイナスで推移します。
計算式
Maddox Momentum = (前日比 × 出来高)のN区間総和 ÷ 100
Mは任意
Mは任意
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日経平均終値とMaddox Momentumの図
ExcelでMaddox Momentumを計算する
Excelを使ってMaddox Momentumを計算する手順を説明します。Excelで使用する関数
SUM(数値1,数値2,…)
引数の合計を計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
H4セルはMaddox Momentumの計算日数を指定するセルとします。
G列で前日比×出来高を計算します。簡単な計算式なので、式の説明は省略します。
H列でMaddox Momentumを計算します。
計算部分は赤枠内の赤字部分
SUM(OFFSET(G6,0,0,-$G$4,1))
です。G6,H6セルをコピーしG7以下のセルにペーストすればMaddox Momentumが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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