Know Sure Thing
Martin J. Pringが開発したテクニカル指標です。
Ultimate Oscillatorと同じように異なる時間軸の数値の移動平均の加重和を取ることで短期から長期まで対応できるようにしました。
実態は異なる4つの時間軸のROCを計算し、それぞれのROCの移動平均を計算します。
さらにこれらの移動平均の加重和をとったものがこの指標です。

計算式
fKST(A,B) = A日ROCのB日移動平均
と定義すると
KST = fKST(N1,M1) + 2 × fKST(N2,M2) + 3 × fKST(N3,M3) + 4 × fKST(N4,M4)
N1〜4,M1〜4は任意でよいが、N1 <= N2 <= N3 <= N4, M1 <= M2 <= M3 <= M4となるようにすること
fKST(A,B)の移動平均は単純移動平均で計算する場合と指数移動移動平均で計算する場合がある
ここでは単純移動平均で計算するものとする

日経平均終値とKnow Sure Thingの図




ExcelでKnow Sure Thingを計算する

使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。

OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照する。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定する。


IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。

ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。


Know Sure Thingは異なる時間軸のROCの加重和です。
ここではOFFSET関数を使って任意の日数のKnow Sure Thingを計算できるようにします。

G4セルはROC1の計算日数を指定するセルとします。
H4セルはG列の移動平均の計算日数を指定するセルとします。
I4セルはROC2の計算日数を指定するセルとします。
J4セルはI列の移動平均の計算日数を指定するセルとします。
K4セルはROC3の計算日数を指定するセルとします。
L4セルはK列の移動平均の計算日数を指定するセルとします。
M4セルはROC4の計算日数を指定するセルとします。
N4セルはN列の移動平均の計算日数を指定するセルとします。

G列でROC1を計算します。計算式は
(E5/OFFSET(E5,-$G$4,0,1,1)-1)*100
です。
I,K,M列の計算式は上記と計算日数を指定するセルが違うだけなので説明は省略します。

H列でG列の単純移動平均を計算します。計算式の説明は単純移動平均を参照してください。
J,L,N列もそれぞれI,K,M列の単純移動平均なので説明は省略します。

O列でKnow Sure Thingを計算します。
計算式は赤枠内赤字部分
H5+2*J5+3*L5+4*N5
です。

G5〜O5セルをコピーしG6以下のセルにペーストすればKnow Sure Thingが計算できます。

Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。


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