2011/7/17
DSS(Double Stochastic Oscillator)
George C. Laneが開発したテクニカル指標です。
実態はストキャスティックス%Kの単純移動平均(Slow%K)のストキャスティックス%Kの2重単純移動平均を計算したものです。
使用する関数
または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
DSOは簡単にいえばストキャスティックスのストキャスティックスです。
OFFSET関数を使って任意のパラメータのDSOを計算できるようにしています。
G4〜J4セルはDSOのパラメータをを指定するセルとします。
F列でストキャスティックス%Kを計算します。
計算式は
G列でSlow%Kを計算します。Slow%KはF列の単純移動平均です。計算式の説明は単純移動平均を参照してください。
H列でG列のストキャスティックスを計算します。計算式の構造はF列と同じです。
I列でDSlow%Kを計算します。DSlow%KはH列の単純移動平均です。計算式の説明は単純移動平均を参照してください
J列で%Dを計算します。計算式は赤枠内赤字部分です。I列の単純移動平均なので説明は単純移動平均を参照してください
F5〜J5セルをコピーして、F6以下のセルペーストすればDouble Stochastic Oscillatorが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
実態はストキャスティックス%Kの単純移動平均(Slow%K)のストキャスティックス%Kの2重単純移動平均を計算したものです。
計算式
DSO = {(N日ストキャスティックス%KのM日単純移動平均)のL日ストキャスティックス%K}の2重単純移動平均(A,B)
N,M,L,A,Bの計算日数は任意
N,M,L,A,Bの計算日数は任意
日経平均終値とDouble Stochastic Oscillator
ExcelでDSO(Double Stochastic Oscillator)を計算する
Excelを使ってDSO(Double Stochastic Oscillator)を計算する手順を説明します。使用する関数
MIN(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の最小値を返します。MAX(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の最大値を返します。AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算します。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。
IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。OFFSET関数を使って任意のパラメータのDSOを計算できるようにしています。
G4〜J4セルはDSOのパラメータをを指定するセルとします。
F列でストキャスティックス%Kを計算します。
計算式は
(E5-MIN(OFFSET(D5,0,0,-$F$4,1)))/(MAX(OFFSET(C5,0,0,-$F$4,1))-MIN(OFFSET(D5,0,0,-$F$4,1)))*100
です。G列でSlow%Kを計算します。Slow%KはF列の単純移動平均です。計算式の説明は単純移動平均を参照してください。
H列でG列のストキャスティックスを計算します。計算式の構造はF列と同じです。
I列でDSlow%Kを計算します。DSlow%KはH列の単純移動平均です。計算式の説明は単純移動平均を参照してください
J列で%Dを計算します。計算式は赤枠内赤字部分です。I列の単純移動平均なので説明は単純移動平均を参照してください
F5〜J5セルをコピーして、F6以下のセルペーストすればDouble Stochastic Oscillatorが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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