2010/11/19
DSMA(Double Smoothed Moving Average)
DSMAはDouble Smoothed Moving Averageの略です。単純移動平均よりも応答速度が早いことが特徴です。
2本の異なる移動平均を使って計算します。
計算式の形はハル移動平均と似ています。
使用する関数
任意の日数のDSMAが計算できるようにOFFSET関数を使います。
DSMAは単純移動平均と単純移動平均の単純移動平均(三角移動平均)を使って計算するので、
先にこれらを計算してからDSMAを計算します。
I5セルはDSMAの日数を決めるセルとします。
G列で単純移動平均を計算します。計算式の説明は単純移動平均を参照してください。
H列で単純移動平均の単純移動平均(三角移動平均)を計算します。
厳密に言えば計算日数の計算方法が若干違うので三角移動平均とはちょっと違うのですが、違うのは計算日数だけで計算式の形は三角移動平均と全く同じなので、計算式の説明は三角移動平均を参照してください。
I列でDSMAを計算します。
計算部分は上の図の赤枠内の赤字の部分
G6セルからI6セルをG7以下のセルにコピー&ペーストすればDSMAが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
2本の異なる移動平均を使って計算します。
計算式の形はハル移動平均と似ています。
計算式
DSMA(N日) = N日単純移動平均 × 2 - N日単純移動平均のN日単純移動平均
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日経平均終値とDSMAの図
Excelを使ってDSMAを計算する
Excelを使ってDSMAを計算する手順を説明します。使用する関数
AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
DSMAは単純移動平均と単純移動平均の単純移動平均(三角移動平均)を使って計算するので、
先にこれらを計算してからDSMAを計算します。
I5セルはDSMAの日数を決めるセルとします。
G列で単純移動平均を計算します。計算式の説明は単純移動平均を参照してください。
H列で単純移動平均の単純移動平均(三角移動平均)を計算します。
厳密に言えば計算日数の計算方法が若干違うので三角移動平均とはちょっと違うのですが、違うのは計算日数だけで計算式の形は三角移動平均と全く同じなので、計算式の説明は三角移動平均を参照してください。
I列でDSMAを計算します。
計算部分は上の図の赤枠内の赤字の部分
G6*2-H6
です。G6セルからI6セルをG7以下のセルにコピー&ペーストすればDSMAが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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