2011/7/3
Derivative Oscillator
Derivative OscillatorはConstance Brownが開発したRSIを使って計算するオシレーター系のテクニカル指標です。
実態は{N日RSIの2重指数移動平均(M,L)}-|N日RSIの2重指数移動平均(M,L)のK日単純移動平均}です。
使用する関数
Derivative OscillatorはRSIを使って計算します。
ここでは任意のパラメータのDerivative Oscillatorが計算できるようにOFFSET関数を使います。
I4セルはRSIの計算日数を指定するセルとします。
J4セルはI列の指数移動平均の計算日数を指定するセルとします。
K4セルはJ列の指数移動平均の計算日数を指定するセルとします。
L4セルはDerivative Oscillatorの計算日数を指定するセルとします。
G列〜I列でRSIを計算します。ここではCutletのRSIをRSIとして使います。計算式の説明はRSIを参照してください。
J列でI列の指数移動平均を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照してください。
K列でJ列の指数移動平均を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照してください。
L列でDerivative Oscillatorを計算します。
計算式は赤枠内赤字部分
G6〜L6セルをG7以下のセルにコピー&ペーストすればDerivative Oscillatorが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
実態は{N日RSIの2重指数移動平均(M,L)}-|N日RSIの2重指数移動平均(M,L)のK日単純移動平均}です。
計算式
DO = N日RSIの2重指数移動平均(M,L) - {N日RSIの2重指数移動平均(M,L)のK日単純移動平均}
N,M,L,Kは任意
2重指数移動平均(M,L)はM日指数移動平均のL日指数移動平均という意味
N,M,L,Kは任意
2重指数移動平均(M,L)はM日指数移動平均のL日指数移動平均という意味
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日経平均終値とDerivative Oscillatorの図
Excelを使ってDerivative Oscillatorを計算する
Excelを使ってDerivative Oscillatorを計算する手順を説明します。使用する関数
SUM(数値1,数値2,…)
引数の合計を計算します。AVERAGE(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の平均値を計算する。空白セルや文字列は無視して計算します。OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照します。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した高さ、幅のセル範囲を指定します。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。![]() |
ここでは任意のパラメータのDerivative Oscillatorが計算できるようにOFFSET関数を使います。
I4セルはRSIの計算日数を指定するセルとします。
J4セルはI列の指数移動平均の計算日数を指定するセルとします。
K4セルはJ列の指数移動平均の計算日数を指定するセルとします。
L4セルはDerivative Oscillatorの計算日数を指定するセルとします。
G列〜I列でRSIを計算します。ここではCutletのRSIをRSIとして使います。計算式の説明はRSIを参照してください。
J列でI列の指数移動平均を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照してください。
K列でJ列の指数移動平均を計算します。計算式の説明は指数移動平均を参照してください。
L列でDerivative Oscillatorを計算します。
計算式は赤枠内赤字部分
K6-AVERAGE(OFFSET(K6,0,0,-$L$4,1))
となります。G6〜L6セルをG7以下のセルにコピー&ペーストすればDerivative Oscillatorが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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