2010/1/10
Bolton-Tremblay Indicator
Bolton-Tremblay Indicatorは騰落銘柄数を使って計算される騰落指標です。
相場の売られすぎ、買われ過ぎを判断するのに使われます。
この指標は値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の他に変わらずの銘柄数を使って計算するのが特徴です。
累積型の指標なので計算開始日によって数値が変わります。
使用する関数
Bolton-Tremblay Indicatorは騰落レシオやMcClellan Oscillatorと同様、騰落銘柄数を使って計算する騰落指標なので、
個別銘柄には適用できないことに注意してください。
I列で値上がり÷変わらず-値下がり÷変わらずを計算します。
変わらずが0の場合は計算不可能になるのでIF文で場合分けして、変わらずが0の場合は0を返すようにします。
計算式は
J列でBolton-Tremblay Indicatorを計算します。
I列で計算した値がプラスかそうでないかで計算式が若干違うのでその部分を場合分けします。
計算式は
I6〜J6セルをコピーし、I7以下のセルにペーストすればBolton-Tremblay Indicatorが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
相場の売られすぎ、買われ過ぎを判断するのに使われます。
この指標は値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の他に変わらずの銘柄数を使って計算するのが特徴です。
累積型の指標なので計算開始日によって数値が変わります。
計算式
r = 値上がり銘柄数 ÷ 変わらずの銘柄数 - 値下がり銘柄数 ÷ 変わらずの銘柄数
r>0の場合
BTI = 前日BTI + (rの絶対値)の平方根
r≦0の場合
BTI = 前日BTI - (rの絶対値)の平方根
r>0の場合
BTI = 前日BTI + (rの絶対値)の平方根
r≦0の場合
BTI = 前日BTI - (rの絶対値)の平方根
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日経平均終値とBolton-Tremblay Indicatorの図
ExcelでBolton-Tremblay Indicatorを計算する
Excelを使ってBolton-Tremblay Indicatorを計算する手順を説明します。使用する関数
ABS(数値)
指定した数値の絶対値を返します。SQRT(数値)
数値の平方根を返します。IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。![]() |
個別銘柄には適用できないことに注意してください。
I列で値上がり÷変わらず-値下がり÷変わらずを計算します。
変わらずが0の場合は計算不可能になるのでIF文で場合分けして、変わらずが0の場合は0を返すようにします。
計算式は
=IF(H6=0,0,F6/H6-G6/H6)
となります。J列でBolton-Tremblay Indicatorを計算します。
I列で計算した値がプラスかそうでないかで計算式が若干違うのでその部分を場合分けします。
計算式は
=IF(I6>0,J5+SQRT(ABS(I6)),J5-SQRT(ABS(I6)))
となります。
I6〜J6セルをコピーし、I7以下のセルにペーストすればBolton-Tremblay Indicatorが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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