アルーン(Aroon)
トゥーシャー シャンデ (Tushar Chande)が開発したテクニカル指標。
区間内の高値、安値からの経過日数を使ってトレンドの強さを計る指標。

計算式
AroonUp = (N − 過去N日間の最高値からの経過期間) ÷ N × 100
AroonDown = (N − 過去N日間の最安値からの経過期間) ÷ N × 100
Aronnオシレーター = AroonUp − AroonDown
Nは14を使うのが一般的
AroonUPが70以上で上昇トレンド発生、AroonDownが70以上で下落トレンド発生と判断します。
50以下に落ちてきたらトレンドの勢いがなくなったと判断します。
Aronnオシレーター0以上は上昇トレンド継続、0以下は下落トレンド継続と判断します。
日経平均終値とAroon(14日)

日経平均終値とAroonオシレーター(14日)




ExcelでAroonを計算する
Excelを使ってAroonを計算する手順を説明します。

使用する関数
MATCH(検査値,検査範囲,照合の型)
検査値を検査範囲内から検索する文字列が見つかった場合は検索範囲の先頭からの行数を返す。そうでない場合は照合の型で指定した動作に従った行数を返す

MAX(数値1,数値2,…)
指定した数値や範囲内の数値の最大値を返す。

OFFSET(基準セル,行数,列数,高さ,幅)
基準セルから指定した行数、列数だけ移動したセルを参照する。または高さ、幅を設定して基準セルから指定した 高さ、幅のセル範囲を指定する。


IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。

ROW(セル)
セルの行番号を返します。何も指定しない場合はROWが書かれたセルの行番号を返します。
AroonUP,AroonDownを計算し、それらの数値を使ってAroonオシレーターを計算します。
OFFSET関数を使って任意の日数のAroonを計算できるようにしています。

I列はAroonUPを計算します。
計算式が複雑なので、順を追って説明します。
まず、AroonUPの式ですが、計算式は
(N − 過去N日間の最高値からの経過期間) ÷ N × 100
となっています。この計算式の最初の部分、
(N − 過去N日間の最高値からの経過期間)
は、言い直せば「N区間内先頭から数えて何日目に最高値がいるか」ということになります。
ExcelのMATCH関数は検査値の位置を検索範囲の先頭から数えた行数で返す関数なので、この関数を使えばこの項を一発で計算できます。
MATCH関数はMATCH(検査値,検査範囲,照合の型)という形で引数を指定します。
AroonUPの場合は検査範囲内の最高値の位置が必要なので、検査値には
MAX(OFFSET(C4,0,0,-$K$3,1))
と書きます。この部分は検索範囲内の最高値を計算しています。
検索範囲は
OFFSET(C4,0,0,-$K$3,1)
と指定します。
照合の型は0を指定します。0は検査値に完全一致する値がない場合#N/Aを返すという指定です。
AroonUPの計算式は
MATCH(MAX(OFFSET(C4,0,0,-$K$3,1)),OFFSET(C4,0,0,-$K$3,1),0)/$K$3*100
となります。

J列はAroonDownを計算しています。AroonDownは計算式の構造はAroonUPを同じで、MAXの部分をMINに変えて 検索範囲をOFFSET(D4,0,0,-$K$3,1) と変えればAroonDownの式ができます。
計算式は
MATCH(MIN(OFFSET(D4,0,0,-$K$3,1)),OFFSET(D4,0,0,-$K$3,1),0)/$K$3*100
です。

K列はAroonオシレーターを計算しています。
Aronnオシレーター = AroonUp − AroonDown
なので計算式は
I4-J4
になります。

Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。


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