2010/12/19
A/D Line(Accumulation/Distribution Line)
A/D LineはMarc Chaikinによって開発された出来高指標です。
CLVと出来高を使うことによって、終値を使ったテクニカル指標では見えてこない変動圧力を数値化します。
株価が持ち合いの時にA/DLineが上昇してきたら上昇圧力が強くなってきていると判断し、
下落してきたら下落圧力が強くなってきていると判断する。
A/D Lineは過去のCLV×出来高の累積です。
計算開始日によって数値が変わることに注意してください。
G列はCLV×出来高を計算します。
計算式は
H列はA/D Lineを計算します。
A/D LineはG列の累積値になるので、計算式は
G6、H6セルをG7以下のセルにコピー&ペーストすればA/D Lineが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
CLVと出来高を使うことによって、終値を使ったテクニカル指標では見えてこない変動圧力を数値化します。
計算式
A/DLine = 前日A/DLine + CLV × 出来高
CLV={(終値 - 安値) - (高値 - 終値)} ÷ (高値 - 安値)
高値=安値の場合はCLV=0とする
CLV={(終値 - 安値) - (高値 - 終値)} ÷ (高値 - 安値)
高値=安値の場合はCLV=0とする
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日経平均終値とA/D Lineの図
株価が持ち合いの時にA/DLineが上昇してきたら上昇圧力が強くなってきていると判断し、
下落してきたら下落圧力が強くなってきていると判断する。
ExcelでA/D Lineを計算する
Excelで使用する関数
IF(条件式,真の場合,偽の場合)
条件式を満たす場合は真の場合の値、満たさない場合は偽の場合の値を返します。SUM(数値1,数値2,…)
引数の合計を計算します。![]() |
計算開始日によって数値が変わることに注意してください。
G列はCLV×出来高を計算します。
計算式は
=IF(C5=D5,0,((E5-D5)-(C5-E5))/(C5-D5)*F5)
です。H列はA/D Lineを計算します。
A/D LineはG列の累積値になるので、計算式は
=SUM($G$5:G5)
となります。G6、H6セルをG7以下のセルにコピー&ペーストすればA/D Lineが計算できます。
Excelファイルがダウンロードできない場合はリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択して保存すればダウンロードできます。
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